ダブルブリッドⅦ

"鬼斬り"の最強体である"童子斬り"に寄生された太一郎を殺すべく策略を練る八牧。
太一郎も"童子斬り"を制御しようと試みる。
八牧は自らの特徴を活かした連続攻撃で太一郎を圧倒するが……。
恐怖を感じず、未だ一体のアヤカシしか殺していない"童子斬り"は太一郎の体にある知識を以て八牧を逆に侵食する。そして……。
……実に凄まじい戦いです。
最後に喋れるようになった未知とか、結局未知の事を切り捨てられなかった八牧の人情とか、凄すぎる。
それにしても血や肉を喰らって相手も自分も流血させずに死に至らしめる"鬼斬り"は最強ですな。
空木は一体なんでこんな物騒なもん作ったのやら。
木であるが故に火に弱い"鬼斬り"ですが、やるなら火炎放射器で土ごと焼き続けないと死なないでしょうね。
そう言う意味合い、夏純がずっと一定距離保って焼き続ければなんとかなるか?
取りあえず次巻も楽しみ。