HGUC ギャプランTR-5[フライルー]

HGUC 1/144 ORX-005 ギャプランTR-5 ［フライルー］ (ADVANCE OF Z ティターンズの旗のもとに)

完成しました。
んじゃ、今年最後のレビューっス。 プロポーション。
パケ絵と比べると胴が短いですが、変形機構を考えると妥当でしょう。
全体的なシルエットも良好で、どこか木偶人形っぽかった元機より「実験機」らしい印象があります。
TR部隊共通の「ガンダムヘッドが戦場で兵士に与える心理効果」のテストの影響かこの機体はガンダムのブレードアンテナを装備。
ヘイズル改用強化ユニット「フルドド」の改良型「フルドドⅡ」を両肩に装備し、比較的大型のビーム・スプレーガンにブレードパーツを装備したロング・ブレード・ライフルに追加装甲、サブ・アームを装備してギャプランに積めるだけの強化オプションを盛り込んだ感じです。
因みに完全形態は「ファイバー」。フライルーはその中核ユニット。
さり気なくモノアイ見えません。 可動範囲。
基本的に元機と同じですが、股関節部は追加装甲で結構動きが削られてます。
しかしそこまでガチャガチャ動く機体じゃないので問題はないでしょう。
Z系TMSでは珍しく、腕と脚が左程形状変更しないタイプでもあります。 武装類。
腕のバインダーは元機のまま。
フルドドⅡは右肩がアギト開閉ギミックがあり、両方共アームの可動で前にせり出させる事も可能。
サブ・アームは腰・右肩・左肩に接続してLBライフルを装備可能。
ビームサーベルは元機と同じ単成形色。要塗装。
銃器の為の持ち手が左右に付属で、手甲部のパーツは握り手と共有。 さり気なく色違いのギャプラン（追加ブースターなし）も組めます。
ただ、頭のヘルメットはオレンジですが。 総評。
2006年最後のHGUCなだけあって、気合の入り方が違います。
アドバンス・オブ・ゼータシリーズはどれ買っても基本的に外れなしです。
変形後も形の保持が容易で、元機では本体に収納していた肩ジョイントを外す事でシルエットの確保と保持力強化も兼ねている所は些細な所ではありますが嬉しい部分です。
ただ、元機の欠点も幾分か受け継いでしまってるのが残念ですね。
100点満点で90点。買ってない人は買って損なしです。